歴史関連物について

歴史関連物について

歴 史 的 建 造 物

 徳源寺は文久2(1862)年に塩谷村吉原に創立されましたが、その後、移転した明治30(1897)年に現在の本堂が建てられました。棟梁は、水天宮も手掛けた伊久治三郎となっており、本堂の屋根は入母屋造りで正面中央に唐破風をつけています。
 平成6(1994)年に小樽市指定歴史的建造物第59号として、徳源寺の本堂が指定されました。
 建築当時である125年以上前の材木で柱や欄間が作られており、当時多額の寄付によって良い素材を集めて本堂が建築されたことがうかがえます。

日 本 遺 産 ・ 北 前 船 関 連 物

 文化庁が認定する小樽市の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢を紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落」の構成文化財の一つとして、航海の安全を祈願して北前船主や船乗りたちから奉納された3面の船絵馬が龍神堂に納められています。
 また、龍神堂正面入口の両脇にある狛犬、龍神堂裏の境内地に並ぶ三十三番観音は笏谷石(しゃくだにいし)という青みがかかった石で作られています。笏谷石は福井県の足羽山(あすわやま)で産出する凝灰岩で、北前船で各地の寄港地や船主集落に運ばれてきた北前船文化を象徴しており、海を越えた北陸とのつながりを現代に伝える貴重な遺産です。

保 存 樹

 徳源寺のクロマツ3本、イチョウ3本の計6本が小樽市より保存樹木として指定されております。保存樹に指定されているクロマツは2本が龍神堂裏の傾斜地にあり、1本が地蔵堂横にありますが、地蔵堂横のクロマツは推定樹齢250年以上とされています。
 保存樹に指定されているイチョウは、本堂階段前の両脇に1本ずつ、庫裡横に1本あります。本堂階段前左側のイチョウは、2本の木が並行しておりますが、途中でつながっていることから夫婦(めおと)イチョウと呼ばれており、縁起の良い木として知られています。